生ブルーベリーをそのまま食べる
新鮮な生食用のブルーベリーはそのまま食べたいものですね。
<洗わなくても大丈夫!>
買ってきたブルーベリーを洗った方がいいのか、疑問に思う方もいらっしゃると思います。結論としては洗わなくても、洗っても大丈夫です。ブルーベリーは新鮮で接触が少ないほど表面にはブルーム(白い粉のような物質)が覆っていますが、これは自然に実から分泌されるもので、全くの無害です。実の付く位置によっては葉などと擦れあってブルームが取れてしまってツヤツヤになっている場合もありますので、ブルームが無いから必ずしも新鮮でないということもありません。
<皮はむきません>
もう一つ、皮をむくべきかどうか迷う方もいるかも知れません。結論としてはむく必要はありません。むしろ、アントシアニン、ポリフェノールなど大切な栄養素は皮に多く含まれますので、皮は食べた方が良いと言えます。
<保存>
冷蔵庫で1週間以内を推奨します。
以下は、生食用でももちろんできますが、生食用が多すぎて食べきれない場合や加工用のブルーベリーが手に入った場合におススメの食べ方です。
冷凍する
食べきれないほど手に入れた場合、冷凍することもできます。解凍して食べるもよし、夏の暑いときは凍ったまま食べるのもオイシイです。凍ったブルーベリーは、口の中でシュワっと溶けていく不思議な食感になります。
凍ったブルーベリーをそのまま市販のヨーグルトにトッピングするという応用ワザもあります。
ジャムをかき氷にかける
夏は冷たいかき氷に、ブルーベリージャムまたはブルーベリーシロップ(ジャムをゆるく作ったもの)を氷みつ代わりにかけて食べましょう。食べ応えのある果肉ゴロゴロのジャムでやると、あのフルーツいっぱいのしろくまアイスみたいな食べ応えたっぷりになります。
ジャムにする
軽く洗って水を切り、お好みの量の砂糖を入れて、お好みの時間煮るとジャムになります。少量のブルーベリーを電子レンジで何分か加熱して手軽にジャムを作ることもできます。
乾燥する
乾燥させることで保存性の高いドライフルーツができます。基本は洗って天日やオーブンで乾燥させます。砂糖水に漬けたり、砂糖をまぶしてから乾燥させる方法、レモン汁を加えてから乾燥させる方法もあります。
ヨーグルトに生果実/ジャム/ドライフルーツをトッピングする
ブルーベリーはヨーグルトとの相性が抜群です。ドライフルーツを一晩漬け込んでから食べると、ヨーグルトの水分を吸い込んでプニュプニュした感じになり、それもまた美味です。
ケーキ類に生果実/ジャム/ドライフルーツをトッピングする
説明は不要ですね。この写真はタルトです。
パンケーキには、ホイップクリームとジャムを!
パウンドケーキ生地などに混ぜ込んで焼く
この場合は、生果実では水分が出てしまいますので、焼け具合がムラになってしまいます。ドライフルーツを使う方がよろしいようです。
ラスクも美味しいです。
フルーツサンド
食パンに、ブルーベリージャム(果実ゴロゴロに仕上げてあるタイプがおすすめ)と生クリームをはさむだけで、絶品のフルーツサンドができます。これはオススメです。
スムージーを作る
ミキサーで氷、バナナ、牛乳、蜂蜜などと混ぜてスムージーにするのもオイシイです。
ブルーベリー酢を漬ける
ブルーベリー酢を作って、少しずつ氷水で割って飲むのも爽やかで美味しいです。
ブルーベリー酒を漬ける
サラダドレッシング
サラダドレッシングですが、ステーキソースとして使っても美味しいです。ジャム用の冷凍ブルーベリーでOKですね。
ブルーベリーちらし寿司
ラムブルーベリーパウンドケーキ
乾燥ブルーベリーをラム酒に漬けて、風味豊かなラムレーズンみたいにして、それを刻んでパウンドケーキ生地にたっぷり混ぜて焼いて完成です。写真奥に写っているのは普通の品種のブルーベリーと、ピンク色の果実の品種「ピンクレモネード」のラム酒漬けです。
冷凍ブルーベリーをサラダにトッピング
これはお友達が作ってツイートしてくれたので、いただきました。マリネみたいにシナシナにするなら冷凍ブルーベリーでも良いですね。いい利用法ですね。
ブルーベリーのスープ
冷凍ブルーベリーの活用です。適量をお湯で煮て、具を入れて塩と胡椒で味を調えます。酸味と甘みと紫色の見た目がいいです。トマト味のスープの、ブルーベリー版ですね。